理容師・美容師になりたい高校生必見
理容師・美容師を目指す高校生が悩む3つの事柄を紹介
1,自分は理容師・美容師の仕事が向いているのか?向いていないのか?
2,理美容学校に通う前にやっておいた方がいいこととは?
3,理容師と美容師はどちらを選ぶべきか?
実際に理美容師になる前に知っておいた方がいいかもしれません。
私も理容師になる前にこれらのことで悩んでおりました。
結論を先にお伝えします。
1,理容師・美容師は誰でもなれます!
2,高校生のうちは沢山見て学ぶことが大事です。
3,将来どうなりたいか?で選ぶのがいいと思います。
この記事を書いている私は工業高等専門学校中退後、
最終学歴が中卒になり専門学校の受験資格がない中で高等学校卒業程度認定試験に合格し理美容学校入学。
その後、都内の理容室で6年間の修行後フランチャイズで独立。
現在経営者として若い方々に理容師の良さを伝えたく執筆いたします。
理容師・美容師には誰でもなれます
どんな人でも最初はゼロから始まりました。有名な美容師でもカリスマ美容師でも誰でも最初は素人でした。
「器用な人の方が有利じゃないか?」そのような疑問もあると思います。
確かに最初は器用であればあるほど、どんどん習得できます。
人にもよりますが、器用な人は「自分は器用だから練習しなくても良い」と勘違いしてしまい練習を怠る方がおります。
その中で「自分は不器用だから練習しなきゃダメだ!」と自分を鼓舞して毎日練習して少しずつでも積み重ねている人は、器用で練習しない人よりも上手くなる傾向があります。
器用さは関係なく理美容師に誰でもなれます。
性格面ではどうでしょうか?
理容師・美容師はコミュニケーション能力が高い人やオシャレな人がなるイメージがあります。
コミュ力が高いから理美容師になれる!
普段から服装髪型がオシャレだから理美容師になれる!
と思われがちですが筆者の経験上そうではないです。
筆者自身、高校生の時は接客業が苦手でした。某回転寿司チェーン店でバイトをしていた時はホールの仕事はできないのでキッチンにして下さいと店長にお願いをしておりました。
しかし、キッチンの仕事をしていると今度はキッチンでお寿司の注文を内線で承る仕事が回ってきたのです。
その途端に仕事が嫌になり辞めてしまいました。
それでも理容師になった理由は接客業という仕事の前に、自分や友達の髪をセットしたりするのが好きだからでした。
実際に理容師になり接客業をやってみると楽しいことばかりでした。
様々なお客様の人生経験を聞けたり、新たな発見もあり1番驚いたのは自分のコミュ力が成長していった事です。
少しでも髪をいじるのが好きだったり、友達をカッコよくさせたい気持ちがあるならどんな人でも理容師・美容師になれると思います。
高校生のうちは沢山見て学ぶことが大事
筆者の高校生時代はカットの練習で友達の髪を学校の中庭で切ったり、訳も分からずやっておりました(笑)
そのカッコよくしたいという意欲は良いかもしれまれんが、訳も分からず友達を切ってるだけじゃ何にも意味がありませんでした。
理美容学生になり高校生時代もっとやっておけば良かったと後悔していたことがあります。
それはヘアーカタログのモデルさん達を見てこなかったことです。
正解が分からず闇雲に自分のセットをしていたので昔の写真は振り返りたくないくらい酷いセットでした。
今の時代では雑誌ではなくインスタやSNSでいくらでも見れる時代なので理容師・美容師がセットした写真を観察しまくってから自分のセットをした方が圧倒的に上手くできます。
ヘアースタイルの写真を見るのは分かったが、具体的にどの部分を見たら良いか?
ヘアースタイルの写真をただ眺めるだけではなく、どこに注意したら良いかと言うと
全体のシルエット・フォルム・束感などです。
自分でセットする場合は鏡を見てセットしているので正面のセットは上手くなるのですが横や後ろから見たバランスは分からないと思います。
雑誌・インスタ・SNSなどで見る場合は全方向から撮っている写真が多いので全体のバランスを見る勉強にはうってつけだと思います。
360°どこから見てもバランスの良いセットは難しいですが、高校生のうちに勉強しとくと専門学校に入学してから他の友達と比べて一歩進んでいることでしょう。
理容師・美容師になって将来どうなりたいか?
まず、理容師と美容師の違いから比較していきましょう。
共通してどちらの免許でも行える施術
- お客さまの同意がある場合
- お客さまが希望されるサービスを行なうために当社が業務を委託する業者に対して開示する場合
- 当社や当社サービスが買収された場合
- 事業パートナーと共同利用する場合(具体的な共同利用がある場合は、その内容を別途公表します。)
- その他、法律によって合法的に第三者提供が許されている場合
理容師も美容師もどちらかの免許があれば、ほとんどの施術が行えます。
- お客さまの同意がある場合
- お客さまが希望されるサービスを行なうために当社が業務を委託する業者に対して開示する場合
- 当社や当社サービスが買収された場合
- 事業パートナーと共同利用する場合(具体的な共同利用がある場合は、その内容を別途公表します。)
- その他、法律によって合法的に第三者提供が許されている場合
理容師しかできない施術
・シェービング
美容師しかできない施術
・まつ毛
・メイク
大きな差はこれしかありません。
シェービングもやりたい人は理容
まつ毛エクステ・メイクもやりたい人は美容
ただこんなに単純に決める方は多くはないでしょう
選択する上で大事な要素をもう少し深掘りしていきましょう
理美容学校入学者数
昼夜間の入学者数の推移
ピンタレストから引用
オレンジのグラフが理容師
青のグラフが美容師
このグラフを見ると一目瞭然で美容師の数が圧倒的に多いです。
ライバルが多い美容業界で勝ち抜くためには並大抵な努力では残れません。
現在コンビニよりも多い美容室ですが個人が新たに出店するのはなかなか厳しいのが現状。
それに比べて理容師の数は比較的少ないのでライバルに勝つ確率も高くなります。
今後、理容室は減少傾向になりますので新たに理容師に参入するには絶好のチャンスだと言えます。
理容師も美容師もカット・カラー・パーマなど基本的にはできることは同じなのでメイクやマツエクがやりたいく女性を美しくしたい方は美容師の方が良いと思います。
シェービング技術を習得したい方や理容室は男性のお客様メインになりますので男性をカッコ良くしたい方は理容師が良いと思います。
理容師か美容師かイメージだけで選択するはあまりおすすめしません。
あとで後悔する可能性もありますので違いを理解し、しっかりと将来を見据えて選択する事を願います。